2010.
02.
06
16:18:23

恵比寿にある東京都写真美術館に行きました。
「躍動するイメージ。 石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流」
「日本の新進作家展vol.8 「出発-6人のアーティストによる旅」」
を見てきました!
知り合いの恩師である、石田さんの展示を見にいったのですが、ついでに、面白そうな新進作家展も見ました。
写真美術館という名前を表すかのように、美術館へ入る道には写真が数枚ドーンとありました。

そして、となりにはシャレオツなファミマが・・。
しかも「ファミマ!!」っていうデザインはどっかで見たことある。なんだっけ・・。

あ、「けいおん!」だ。
そんなこんなで、チケットを買い、B1Fにある展示室へ。
午前中に行ったので、空いていました。
昔の、古典的な装置で見るアニメーションや、抽象アニメーションがありました。抽象画というのがいまいちよく分からないので、あんまり記憶にない・・
今日の目当ての石田さんも抽象画を描かれる方。少々不安も抱きつつ、彼の映像を見ました。
画面の中に映写機があり、海が映し出され、そこから深い青が流れ出てくる・・。白い部屋、ひとつだけの空間の中に色や線がおりまざっていました。筆の流れがそのまま現れたように、いくつも交差し、伸びていく線。絵画では表わすことのできない、水の潤いと渇きの変化。
私は、怖い、不安などの気持ちを感じ、また、今までに見たことのないアニメーションで興奮しました。
抽象芸術を楽しい、ずっと見ていたいと思えたのは初めてかもしれない。
芸術は無限大の可能性があるなー!と再確認しました。
そしてエンドクレジットに知り合いの名前が出て「おお!」と嬉しくなりました。笑
そして、新進作家の展示会へ。
何の新進作家なのかしら、と思って見にいったら、みなさん写真家でした。そういえば東京都写真美術館だものね。そりゃそうだ。
けれど1個だけ映像の作品がありました。日常的なトイレやキッチン、ソファーの周りにおもちゃのような飛行機がとびまわっている映像。とても可愛かったです。こういう合成映像作りたいな!
そして、写真の作品も見ていてとても楽しかったです。
被写体に対する愛があるなあと感じました。多くの作品があったにも関わらず、ひとつひとつの写真に「これ!」という観るべきものがあって、個性がありました。
日本の行ったこともない場所で、何でもない風景なのに、懐かしさや安らぎを感じる作品があったり、異国のカラフルな色彩や「これはなんだろう」と好奇心をそそる違和感のある作品などなど。
改めて、写真の楽しさを感じてきました。
写真美術館の外に出たら、風がびゅーびゅー吹いててすごくすごく寒いです。
みなさん風邪をひかぬように!
そして、昨日も貴重な体験をしたのでお話を♪
本キャンの映画サークルの子と新宿で彼らの映画のポスプロの打ち合わせをしたり、遊んだりしたあと、渋谷の教会で、「芸術と福音」というテーマのもと、日本画家であるアラン・ウェストさんの話を聞きに行きました。
クリスチャンでありながら、屏風などに植物などの自然の絵を描く方で、空港やホテルなどに作品が飾られています。
実際にお会いしてみると、とってもチャーミングで、元気あふれていて、フレンドリーで、すっごく楽しい方でしたー!素敵だったー!
神様はわたしたちを愛してくれているので、絶対に助けてくれて、良い道へ導いてくれるということを何回もおっしゃっていたのが印象的でした。
「芸術と福音」というテーマではなく、「仕事と福音」として話したいと彼は言ってました。
そして、仕事でどういう光をもつかが大切だそうです。
世の中を良くすることを自分の形でする、とのこと。
お話を聞いたあと、私が悩んでいることを直接質問しにいきました。
私は、デッサンが苦手で、そのような理由から美大へと進学すること、また、美大へ行く努力をすることもしませんでした。けれどもデッサンなどの絵の技術向上がほんとに大事だと痛感します。
苦手であってもデッサンなどはやるべきですかー?と質問しました。
彼もデッサンはあんまり好きじゃないらしい。笑
けど、自分の描きたい!と思ったのを描くのには画力が必要であるとのこと。
そして、描きたいものがすらすら描けたときはとても気持ちが良い。
「好き」である「絵を描くこと」が「嫌い」になる恐れがあるということは自分にもわかる。
けれどもデッサンは一つの手段であって、自分の作品ではない。だから、デッサンが「嫌い」であっても良いんだ。
この「嫌いでも良い」という言葉がとっても心に来ました。
今まで、好きじゃないといけないという気持ちをなぜか持っていましたが、この言葉により、「嫌いでもOKなんだー!!」と思い、気持ちが軽くなりました。
というわけで、今すごくデッサンなどを勉強したいです。笑
何か良い情報があれば教えてください!
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